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(以下、コメント文)
マークⅠであろうがマークⅡであろうが、とにかく、事故を起こしたことは、原発の危機管理上、失敗といってよいだろう。
思うに、全電源喪失の中、原子炉の冷却のために、消防自動車と消火栓を利用した冷却水の注水が、思惑通りにうまくいっておれば、事故が回避できた可能性がある。
※補足 東電が公開している映像の中には、吉田所長が、東電の原子力担当役員に対して、冷却水のバイパスフローの可能性を示唆している場面がある。
話では、注水した水の半分以上が、復水器の方へ流れていってしまい、原子炉が、全く冷やせていなかったという。
福島第一原発の事故後、各地の原発では、これと同じ、真坂に備えた原子炉への注水を行う方法が、採用されているそうだが、心配だったので、某講演の際、このことについて、某原子炉工学の先生に、聞いたことがあった。
この件については、今日、改善されたそうである。
感じとして、現場の人たちが、考えた通りに、うまく注水ができて、原子炉の冷却ができておれば、事故が回避できた可能性がある。そこらあたり、なぜ、うまくいかなかったのか? また、政府の事故回避のためのサポートは、どうだったのか? 気になるところである。