ふたたび携帯サイトの時代か?



街で配っているリクルートの無料の情報誌「R25」のモバイルサイト「R25式モバイル」が、7月30日で閉鎖とのこと。このモバイルサイト、月間で1億3千万ものビューが現在でもある。
実は、携帯サイトとPCサイトで同じ情報が入っている場合、PCサイトの数倍のアクセスが携帯サイトにはある。

当然のことだが、携帯のユーザの裾野はPCに比べてはるかに大きいからだ。デバイスの取得の価格も低く、使い方も簡単。また使う場所も選ばないのだから、当然といえば当然。「貧者のインターネット」はやはり携帯なのだし、この時代にももちろん「安いほう」がアクセスが多いのは理の当然だ。

しかし、広告を出すクライアントはそんな「数」の話よりも、いかに担当者にとって見栄えがする広告ができるか、ということだけが気になる。上司にもきれいなサイトのほうが見せやすいし、広告主の会社の中での評価も上がる。だから、小さな画面で制限があって見栄えもあまりよくない携帯サイトは、特に大手の広告主から嫌われる傾向がある。

しかし、この人たちには実際にサイトにアクセスするユーザの顔がまるで見えていない、ということは言うまでもない。きれいなサイトができて、担当者の覚えもめでたくなるのに、その結果は会社の損失という形で出てくる可能性が高い。そうであるとしたら、まさに大企業病。

せっかくの宝の山を社内の事情や担当者の一存で捨てる。
バカバカしいが、それが現実。

ということは、これからその隙間を狙って携帯でいかに新しいことをするか、ということを考える人にとっては、案外面白いことをするチャンスなのかも知れない。

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